音(音速・弦と気柱の振動・うなり) ── 問題
基礎
- 気温 23 ℃ のときの空気中の音速は何 m/s ですか。音速を V = 331.5 + 0.6t(t:℃)とする。
- 振動数 436 Hz と 443 Hz の 2 つの音を同時に鳴らすと、1 秒間に何回のうなりが聞こえますか。
- 音速を 340 m/s とすると、振動数 85 Hz の音の波長は何 m ですか。
- 音の高さを決める波の量はどれですか。 (ア 波形 イ 速さ ウ 振動数 エ 振幅)
- 音について正しいものはどれですか。 (ア 横波で、真空中も伝わる イ 横波で、固体中は伝わらない ウ 縦波で、真空中は伝わらず、気温が高いほど空気中の音速は大きい エ 縦波で、気温が高いほど音速は小さい)
標準
- 長さ 0.4 m の弦の両端を固定し、基本振動をさせた。弦を伝わる波の速さが 200 m/s のとき、基本振動の振動数は何 Hz ですか。
- 基本振動数が 100 Hz の弦の 4 倍振動の振動数は何 Hz ですか。
- 長さ 0.85 m の閉管(片方が閉じた管)の基本振動の振動数は何 Hz ですか。音速を 340 m/s とする。
- 長さ 0.25 m の開管(両端が開いた管)の基本振動の振動数は何 Hz ですか。音速を 340 m/s とする。
- 閉管の気柱の固有振動について正しいものはどれですか。 (ア 両端が腹で、基本振動の波長は管の長さの 2 倍 イ 口が節、底が腹で、すべての整数倍振動ができる ウ 基本振動の波長は管の長さと等しい エ 口が腹、底が節で、基本振動の波長は管の長さの 4 倍。奇数倍振動しかできない)
- 440 Hz のおんさ A と振動数不明のおんさ B を鳴らすと毎秒 2 回のうなりが聞こえた。B に小さな重りをつけて(振動数を下げて)鳴らすと、うなりは毎秒 4 回になった。B のもとの振動数はどれですか。 (ア 438 Hz イ 440 Hz ウ 442 Hz エ 444 Hz)
発展
- 気柱の共鳴実験で、振動数 425 Hz のおんさを用い、水面を下げていくと管口から 0.25 m のとき初めて共鳴し、次に 0.65 m のとき共鳴した。このときの音速は何 m/s ですか。
- 長さ 0.25 m の閉管で、基本振動の次に共鳴する(3 倍振動の)振動数は何 Hz ですか。音速を 340 m/s とする。
- ギターの弦の音を高くする方法として正しいものはどれですか。 (ア 弦の材質を変えても高さは変わらない イ 弦を長くする・強く張る ウ 弦を短くする・強く張る・細い弦にする エ 弦を長くする・ゆるめる・太い弦にする)
- 気柱の共鳴実験で「初めて共鳴した長さ L₁ = λ/4」を使わず「L₂ − L₁ = λ/2」を使う理由はどれですか。 (ア 定常波の腹が管口より少し外にあるため(開口端補正)、L₁ だけでは正確な λ が出ないから イ 共鳴は L₂ でしか起こらないから ウ L₂ のほうが大きい値で誤差が小さいから エ L₁ が測れないから)
音(音速・弦と気柱の振動・うなり) ── 解答
基礎
- 345.3 V = 331.5 + 0.6 × 23 = 345.3 m/s。
- 7 うなりの回数 = |436 − 443| = 7 回/秒。
- 4 λ = V/f = 340 ÷ 85 = 4 m。
- ウ 振動数 高さ = 振動数、大きさ = 振幅、音色 = 波形。
- ウ 縦波で、真空中は伝わらず、気温が高いほど空気中の音速は大きい 音は媒質の疎密が伝わる縦波。V = 331.5 + 0.6t。
標準
- 250 基本振動の波長 λ = 2L = 0.4 × 2、f = v/λ = 200 ÷ (2 × 0.4) = 250 Hz。
- 400 f_n = n f₁ = 4 × 100 = 400 Hz。
- 100 閉管の基本振動は λ = 4L = 4 × 0.85、f = 340 ÷ (4 × 0.85) = 100 Hz。
- 680 開管の基本振動は λ = 2L = 2 × 0.25、f = 340 ÷ (2 × 0.25) = 680 Hz。
- エ 口が腹、底が節で、基本振動の波長は管の長さの 4 倍。奇数倍振動しかできない 閉じた端は空気が動けないので節。λ₁ = 4L。次は 3 倍、5 倍…。
- ア 438 Hz もとは 438 か 442。振動数を下げてうなりが増えた → 差が広がった → B はもともと A より低い 438 Hz。
発展
- 340 L₂ − L₁ = λ/2 → λ = 2 × (0.65 − 0.25)、V = fλ = 425 × λ = 340 m/s(開口端補正のため L₁ = λ/4 は使わない)。
- 1020 閉管は奇数倍振動のみ。基本振動数 f₁ = 340/(4 × 0.25)、次は 3f₁ = 1020 Hz。
- ウ 弦を短くする・強く張る・細い弦にする f₁ = v/(2L)、v = √(張力/線密度)。L が短い、張力が大きい、線密度が小さい → f 大。
- ア 定常波の腹が管口より少し外にあるため(開口端補正)、L₁ だけでは正確な λ が出ないから 腹の位置は管口から少し外にずれる。2 つの共鳴長の差はそのずれによらず λ/2。
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