気候(気候要素・ケッペンの区分・雨温図) ── 問題
基礎
- ある都市の最寒月の平均気温が -30 ℃、最暖月が -5 ℃で、年降水量は十分にある。ケッペンの気候区分の大区分はどれですか。 (ア A(熱帯) イ C(温帯) ウ E(寒帯):EF 氷雪 エ D(亜寒帯・冷帯))
- 次の都市の気候区はどれですか。 モスクワ (ア Df(亜寒帯湿潤) イ Af(熱帯雨林) ウ Aw(サバナ) エ BW(砂漠))
- 気候要素と気候因子の組合せとして正しいものはどれですか。 (ア 要素:緯度・高度 / 因子:気温・降水量 イ 要素:海流・地形 / 因子:風・湿度 ウ 要素:植生・土壌 / 因子:気温・降水量 エ 要素:気温・降水量・風 / 因子:緯度・海抜高度・隔海度・海流・地形)
- ケッペンの気候区分が区分の基準にしたものはどれですか。 (ア 人口密度 イ 海流の向き ウ 植生の分布に対応するように、気温と降水量で区分した エ 地形の種類)
標準
- 次の特徴をもつ都市の気候区はどれですか。 最寒月 4 ℃、最暖月 27 ℃。夏にまとまった雨、冬は少雨。季節風の影響 (ア BW(砂漠気候) イ Cw(温暖冬季少雨気候) ウ Aw(サバナ気候) エ Af(熱帯雨林気候))
- 気候と植生・土壌・生活について、日本の日本海側で冬に雪が多い理由はどれですか。 (ア 夏の南東季節風のため イ 梅雨前線のため ウ シベリアからの北西季節風が日本海で水蒸気を含み、山地にぶつかって雪を降らせるから エ 台風が多いため)
- 雨温図・ハイサーグラフの読み方について、ハイサーグラフで 12 か月の点が左端(降水量ほぼ 0)に集まる気候はどれですか。 (ア Cfb イ Cfa ウ BW(砂漠気候) エ Af)
- 温帯の C の 3 文字目「a」と「b」の違いとして正しいものはどれですか。 (ア 最暖月の平均気温が 22 ℃以上なら a、22 ℃未満なら b イ 最寒月が 0 ℃以上なら a ウ 夏に乾燥すれば a エ 年降水量が 1000 mm 以上なら a)
- 世界の寒極とよばれ、冬に −40 ℃以下になるシベリア東部の気候区はどれですか。 (ア ET(ツンドラ気候) イ EF(氷雪気候) ウ Df(亜寒帯湿潤気候) エ Dw(亜寒帯冬季少雨気候))
発展
- 大気大循環と気候の分布について、緯度 20〜30° 付近に砂漠が多い理由はどれですか。 (ア 海流が暖かいため イ 偏西風が湿った空気を運ばないため ウ 赤道低圧帯の上昇気流のため エ 亜熱帯(中緯度)高圧帯の下降気流で雲ができにくいから)
- ナイロビ(ケニア、南緯 1°)が赤道直下にもかかわらず年平均気温が 19 ℃程度である理由はどれですか。 (ア 砂漠気候のため イ 標高約 1700 m の高地にあるため(高度が 100 m 上がるごとに約 0.6 ℃下がる) ウ 寒流が沿岸を流れるため エ 偏西風のため)
- 日本の瀬戸内地方で年降水量が少ない理由はどれですか。 (ア 標高が高いから イ 中国山地と四国山地にはさまれ、夏の南東季節風も冬の北西季節風も山地で雨や雪を降らせたあとの乾いた風になるから ウ 寒流が流れているから エ 亜熱帯高圧帯の下にあるから)
気候(気候要素・ケッペンの区分・雨温図) ── 解答
基礎
- ウ E(寒帯):EF 氷雪 最暖月 10 ℃未満なら E(0 ℃以上 ET・未満 EF)。それ以外は最寒月で、18 ℃以上 A、−3 ℃以上 C、−3 ℃未満 D。答え:E(寒帯):EF 氷雪。
- ア Df(亜寒帯湿潤) 答え:Df(亜寒帯湿潤)。赤道直下 = Af、その外側 = Aw、緯度 20〜30° = B、大陸西岸 30〜40° = Cs、東岸 = Cfa・Cw、西岸 40〜60° = Cfb、内陸高緯度 = D。
- エ 要素:気温・降水量・風 / 因子:緯度・海抜高度・隔海度・海流・地形 要素は「気候そのものを表す量」、因子は「それを変える条件」。
- ウ 植生の分布に対応するように、気温と降水量で区分した A・C・D・E は気温、B は乾燥、小文字は降水の季節で分ける。
標準
- イ Cw(温暖冬季少雨気候) 最寒月で A/C/D/E を決め、降水の季節(f 年中・w 冬乾燥・s 夏乾燥)と夏の気温(a 22 ℃以上・b 未満)で細分。答え:Cw(温暖冬季少雨気候)。
- ウ シベリアからの北西季節風が日本海で水蒸気を含み、山地にぶつかって雪を降らせるから 土壌:熱帯 = ラトソル(赤・やせ)、亜寒帯 = ポドゾル(灰白・やせ)、ステップ = チェルノーゼム(黒・肥沃)。答え:シベリアからの北西季節風が日本海で水蒸気を含み、山地にぶつかって雪を降らせるから。
- ウ BW(砂漠気候) 気温の山が 1 月 → 南半球。気温と雨が逆 → Cs。平らで高い → Af、平らで低い → 高山。答え:BW(砂漠気候)。
- ア 最暖月の平均気温が 22 ℃以上なら a、22 ℃未満なら b 東京は最暖月 27 ℃で Cfa、ロンドンは 19 ℃で Cfb。
- エ Dw(亜寒帯冬季少雨気候) ヤクーツク・オイミャコンなど。冬はシベリア高気圧の下で乾燥し放射冷却で極寒になるが、夏は 20 ℃近くまで上がる。
発展
- エ 亜熱帯(中緯度)高圧帯の下降気流で雲ができにくいから 答え:亜熱帯(中緯度)高圧帯の下降気流で雲ができにくいから。雨は上昇気流(低圧帯・季節風の風上・暖流)、乾燥は下降気流(高圧帯・寒流沿岸・風下)。
- イ 標高約 1700 m の高地にあるため(高度が 100 m 上がるごとに約 0.6 ℃下がる) ラパス(標高 3600 m)・クスコ・キトも同じ理由。低緯度の高山は年中春のような気候(常春)。
- イ 中国山地と四国山地にはさまれ、夏の南東季節風も冬の北西季節風も山地で雨や雪を降らせたあとの乾いた風になるから 高松・岡山は年降水量 1100 mm 前後で、ため池が多い。
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