人口・都市・村落(人口ピラミッド・都市問題) ── 問題
基礎
- ある国の人口は 2000 万人、面積は 2 万 km² である。人口密度は何人/km² ですか。
- 次の特徴をもつ国の人口ピラミッドの型はどれですか。 アメリカ:出生率と死亡率がともに低く、人口はゆるやかに増加(移民も) (ア 富士山型(ピラミッド型) イ つりがね型(ベル型) ウ つぼ型(紡錘型) エ 星型(都市型))
- 世界人口の分布について正しいものはどれですか。 (ア 半分以上が南半球に住む イ 約 6 割がアフリカに住む ウ 約 6 割がアジアに住み、モンスーンアジアの平野・ヨーロッパ・北米東部に密集している エ 南極を除く各大陸にほぼ均等に分布する)
- 日本の人口について正しいものはどれですか。 (ア 出生数は年 200 万人を超える イ 現在も増え続けている ウ 2008 年をピークに減少に転じ、2024 年の出生数は約 69 万人で過去最少 エ 2000 年から減少している)
標準
- ある国の人口は 2000 万人で、1 年間の出生率が 19‰(人口 1000 人あたり 19 人)、死亡率が 7‰ であった。この年の自然増加(減少)は何万人ですか(減少なら負の数)。
- ある国の総人口は 2000 万人で、65 歳以上の人口は 580 万人である。高齢化率は何 % ですか。
- 人口について、2023 年に中国を抜いて世界一の人口になった国はどれですか。 (ア アメリカ イ ナイジェリア ウ インド エ インドネシア)
- 都市・村落について、古代日本の碁盤目状の土地区画で、「〜条〜里」の地名が残る制度はどれですか。 (ア タウンシップ制 イ 屯田兵村 ウ 新田開発 エ 条里制)
- フランスやスウェーデンの合計特殊出生率が 1.6〜1.8 と、日本や韓国より高い理由として挙げられるものはどれですか。 (ア 移民を受け入れていないから イ 保育や育児休業などの子育て支援が手厚く、働きながら子どもを育てやすい環境が整えられたから ウ 農業人口が多いから エ 医療が発達していないから)
- メガシティの説明として正しいものはどれですか。 (ア 人口 100 万人以上の都市 イ 人口 1,000 万人以上の都市圏。東京・デリー・上海・ダッカ・サンパウロなど 30 を超え、途上国で増えている ウ 首都のこと エ 計画的に建設された都市)
発展
- ある国の人口が年 5% の割合で増え続けるとき、人口が 2 倍になるまでの年数はおよそ何年ですか。「70 ÷ 増加率(%)」の近似で答えてください。
- 「人口オーナス」の状態にある日本で起こる問題として適切なものはどれですか。 (ア 都市に人が集まりすぎてスラムができる イ 人口が急増して食料が足りなくなる ウ 生産年齢人口の割合が下がり、年金・医療・介護の負担が現役世代に重くのしかかる エ 若年人口が多すぎて失業が増える)
- 郊外に開発されたニュータウンで、現在「オールドニュータウン」とよばれる問題が起きている理由はどれですか。 (ア 同じ時期に同世代が一斉に入居したため、数十年後に住民の高齢化と建物の老朽化が同時に進むから イ 若者が集まりすぎて住宅が足りないから ウ 工場が多くて公害が起きたから エ 都心から遠すぎて誰も住まなかったから)
人口・都市・村落(人口ピラミッド・都市問題) ── 解答
基礎
- 1000 2000 万人 ÷ 2 万 km² = 1000 人/km²。日本は約 330、バングラデシュは約 1,300、モンゴルは約 2。
- イ つりがね型(ベル型) 多産多死〜多産少死 → 富士山型、少産少死 → つりがね型、少子高齢化 → つぼ型。答え:つりがね型(ベル型)。
- ウ 約 6 割がアジアに住み、モンスーンアジアの平野・ヨーロッパ・北米東部に密集している 人が住む地域をエクメーネ、砂漠・高山・極地などの非居住地域をアネクメーネという。
- ウ 2008 年をピークに減少に転じ、2024 年の出生数は約 69 万人で過去最少 2070 年には約 8,700 万人になるという推計(国立社会保障・人口問題研究所)。
標準
- 24 自然増加率 = 19 − 7 = 12‰。2000 万 × 12/1000 = 24 万人。
- 29 580 ÷ 2000 × 100 = 29 %。7% 超で高齢化社会、14% 超で高齢社会、21% 超で超高齢社会。
- ウ インド 答え:インド。数値は年で変わるので、最新は国連・厚生労働省・総務省で確認。
- エ 条里制 先進国型(ドーナツ化・スプロール・インナーシティ・ジェントリフィケーション)と途上国型(スラム・インフォーマルセクター・プライメートシティ)を分けて覚える。答え:条里制。
- イ 保育や育児休業などの子育て支援が手厚く、働きながら子どもを育てやすい環境が整えられたから 移民の出生率の高さも一因とされるが、政策効果が大きいと考えられている。
- イ 人口 1,000 万人以上の都市圏。東京・デリー・上海・ダッカ・サンパウロなど 30 を超え、途上国で増えている 東京圏は約 3,700 万人で世界最大級。今後はアジア・アフリカの都市が伸びる。
発展
- 14 倍加年数 ≒ 70 ÷ 5 = 14 年。年 2% で約 35 年、年 1% で約 70 年。
- ウ 生産年齢人口の割合が下がり、年金・医療・介護の負担が現役世代に重くのしかかる ボーナス(bonus)は「おまけ」、オーナス(onus)は「重荷」。
- ア 同じ時期に同世代が一斉に入居したため、数十年後に住民の高齢化と建物の老朽化が同時に進むから 多摩ニュータウン・千里ニュータウンなど。建て替えや若い世代の誘致が課題。
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