説明文・小説の読み方(接続語・指示語・要旨・心情) ── 問題
基礎
- 次の( )に入る接続語として最も適切なものはどれですか。「ボタンを押した。( )、ドアが開いた。」 (ア すると イ しかし ウ なぜなら エ たとえば)
- 次の文に使われている表現技法はどれですか。「ふり返れば満天の星。」 (ア 隠喩(暗喩) イ 擬人法 ウ 直喩(明喩) エ 体言止め)
- 説明文で筆者の主張が書かれていることが多い場所はどれですか。 (ア 「しかし」「だが」などの逆接の接続語のあと イ 「たとえば」のあと ウ 「なぜなら」のあと エ 最初の一文だけ)
- 指示語(これ・それ・この)の指す内容をさがす手順として正しいものはどれですか。 (ア まず直前からさがし、見つけた内容を指示語の位置に入れて意味が通るか確かめる イ まず文章の最後からさがす ウ 指示語の直後の文を答える エ 文章の最初の文を答える)
- 小説で登場人物の心情を読み取る手がかりとして適切でないものはどれですか。 (ア 作者の生まれた年 イ 行動や表情 ウ 会話や沈黙 エ 情景描写や比喩)
標準
- 設問「本文中から 15 字以内で抜き出せ。」に答えるとき、答えの文末として最も適切なものはどれですか。 (ア 〜から。/〜ため。 イ 本文の言葉をそのまま(字数は句読点を含めて 8 割以上) ウ 〜こと。 エ 〜という気持ち。/〜気持ち。)
- 「確かに〜という意見もある。しかし〜。」という書き方で、筆者の主張はどこにありますか。 (ア 「しかし」のあと イ 「確かに」のあと ウ 両方とも主張 エ どちらも主張ではない)
- 選択問題で消去法を使うとき、誤りの選択肢に多い特徴はどれですか。 (ア 「必ず」「すべて」「まったく」など本文より言いすぎている イ 本文と同じ言葉が使われている ウ 傍線部の前後に根拠がある エ 字数が短い)
- 説明文の「具体例」の部分について正しいものはどれですか。 (ア 主張を説明するためのもので、要旨を答えるときには具体例を消して抽象的な主張を残す イ 具体例そのものが要旨である ウ 具体例は読まなくてよい エ 具体例は必ず最後にある)
- 小説で「時・場所・人物」が変わるところを何といいますか。 (ア 場面の転換 イ 主題 ウ 視点 エ 伏線)
- 現代の詩の多くが当てはまる分類はどれですか。 (ア 口語自由詩 イ 文語定型詩 ウ 口語定型詩 エ 文語自由詩)
- 「たとえば」のあとに書かれている内容の役割はどれですか。 (ア 前に述べた主張を説明するための具体例 イ 筆者の結論 ウ 前と反対の内容 エ 話題の転換)
- 説明文の「双括型」とはどのような構成ですか。 (ア 最初と最後の両方に筆者の主張を書く イ 最後にだけ主張を書く ウ 最初にだけ主張を書く エ 主張を書かない)
- 「体言止め」の効果として適切なものはどれですか。 (ア 文末を名詞で止めて余韻を残し、印象を強める イ 理由を説明する ウ 語順を入れかえる エ 同じ語をくり返す)
- 抜き出し問題で「20 字以内」と指定されたとき、気をつけることはどれですか。 (ア 本文の言葉をそのまま抜き出し、句読点も字数に含めて 8 割以上になるようにする イ 自分の言葉で要約する ウ 本文を言いかえて短くする エ 字数は無視してよい)
発展
- 小説で「空が急に暗くなり、冷たい風が吹いた」という描写が入れられている効果として適切なものはどれですか。 (ア 登場人物の不安や緊張などの心情を情景で暗示する イ 天気の情報を正確に伝える ウ 場面を明るくする エ 作者の気象の知識を示す)
- 記述問題で「このときの主人公の気持ちを、きっかけを含めて説明せよ」と問われたときの答えの型はどれですか。 (ア 「〜ので(きっかけ)、〜という気持ち。」 イ 「〜から。」だけ ウ 「〜こと。」 エ 主人公の名前だけ)
説明文・小説の読み方(接続語・指示語・要旨・心情) ── 解答
基礎
- ア すると 前後の関係を見る:前の動作の結果が続く → 順接。→「すると」。
- エ 体言止め 文末を名詞「星」で止めている → 体言止め。直喩は「ようだ・みたいだ」あり、隠喩はなし。擬声語は音、擬態語はようす。
- ア 「しかし」「だが」などの逆接の接続語のあと 逆接のあとに言いたいことがくる。「たとえば」のあとは具体例、「なぜなら」のあとは理由で、主張そのものではない。
- ア まず直前からさがし、見つけた内容を指示語の位置に入れて意味が通るか確かめる たいてい直前の 1〜2 文。答えは「〜こと」「〜もの」の形に直す。「このように」は前の段落全体をまとめる。
- ア 作者の生まれた年 心情は直接書かれないことが多く、行動・表情・会話・情景から読む。空が暗くなる描写は不安を映す、など。
標準
- イ 本文の言葉をそのまま(字数は句読点を含めて 8 割以上) 設問の問い方に文末を合わせる:なぜか → から/ため、どういうことか → こと、気持ち → 気持ち、抜き出し → 本文そのまま。
- ア 「しかし」のあと 「確かに」で反対意見をいったん認め(譲歩)、「しかし」で自分の主張を述べる型。
- ア 「必ず」「すべて」「まったく」など本文より言いすぎている 本文にない・言いすぎ・因果が逆・部分的に正しいが全体はちがう、の 4 つを消す。
- ア 主張を説明するためのもので、要旨を答えるときには具体例を消して抽象的な主張を残す 「たとえば」の部分が何を説明する例かを押さえる(具体 ⇔ 抽象)。
- ア 場面の転換 行間や「翌朝」「その夜」が目印。場面ごとに心情の変化を追う。
- ア 口語自由詩 用語(文語/口語)× 形式(定型/自由/散文)。短歌・俳句は定型。
- ア 前に述べた主張を説明するための具体例 具体例は要旨ではない。何を説明するための例かをつかむ。
- ア 最初と最後の両方に筆者の主張を書く 頭括型=最初、尾括型=最後、双括型=両方。
- ア 文末を名詞で止めて余韻を残し、印象を強める 「見上げれば満天の星。」倒置は語順、反復はくり返し。
- ア 本文の言葉をそのまま抜き出し、句読点も字数に含めて 8 割以上になるようにする 「以内」は 16 字以上が目安。記述問題とちがい、本文そのまま。
発展
- ア 登場人物の不安や緊張などの心情を情景で暗示する 情景描写は心情を映す鏡。明るい描写は希望・喜び、暗い描写は不安・悲しみを暗示することが多い。
- ア 「〜ので(きっかけ)、〜という気持ち。」 きっかけ(出来事・相手の言葉)→ 心情、の順で本文の言葉を使って組み立てる。
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