飛鳥・奈良時代 ── 問題
基礎
- 律令国家の農民の負担のうち、防人の内容として正しいものはどれですか。 (ア 九州北部の警備につく兵役 イ 収穫した稲の約 3% を国に納める ウ 都での労役の代わりに布を納める エ 絹・糸・塩など地方の特産物を都まで運んで納める)
- 710年に起こった出来事はどれですか。 (ア 大化の改新(中大兄皇子・中臣鎌足が蘇我氏を倒す) イ 白村江の戦い(唐・新羅に敗れる) ウ 平城京への遷都 エ 壬申の乱(大海人皇子が勝ち天武天皇に))
- 十七条の憲法の内容として正しいものはどれですか。 (ア 役人の心得を示し、仏教を敬い天皇の命令に従うことなどを説いた イ 国民の権利と義務を定めた ウ 土地と人民は国家のものとした エ 刑罰のきまりを定めた)
- 冠位十二階のねらいはどれですか。 (ア 家柄ではなく能力や功績によって役人に位を与える イ 豪族に土地を与える ウ 税を集めやすくする エ 仏教を広める)
- 大化の改新で示された「土地と人民はすべて国家のもの」とする方針を何といいますか。 (ア 公地公民 イ 班田収授 ウ 墾田永年私財 エ 荘園)
- 班田収授法で口分田を与えられたのはだれですか。 (ア 6 歳以上の男女 イ 成人男子のみ ウ 貴族のみ エ 農民の家の長のみ)
標準
- 飛鳥寺は、飛鳥文化と天平文化のどちらに属しますか。 (ア 天平文化 イ 鎌倉文化 ウ 飛鳥文化 エ 国風文化)
- 鑑真の業績として正しいものはどれですか。 (ア 遣隋使として隋に渡った イ 唐から来日し、正式な仏教の戒律を伝え、唐招提寺を建てた ウ 中臣鎌足とともに蘇我氏を倒し、のちに天智天皇となった エ 冠位十二階・十七条の憲法を定め、遣隋使を送った)
- 墾田永年私財法がもたらした影響として正しいものはどれですか。 (ア 貴族や寺社が開墾を進めて私有地(荘園)を広げ、公地公民の原則がくずれた イ 農民がすべて土地を失った ウ 公地公民が強められた エ 租・調・庸が廃止された)
- 聖武天皇が国分寺や東大寺の大仏をつくらせた目的はどれですか。 (ア 仏教の力で国家を守り、ききんや伝染病などの不安をしずめるため イ 唐に対抗するため ウ 農民の税を減らすため エ 貴族の力を強めるため)
- 平城京について正しいものはどれですか。 (ア 710 年に奈良につくられ、唐の都長安を手本に碁盤の目のように区画された イ 794 年に京都につくられた ウ 聖徳太子がつくった エ 現在の大阪にあった)
- 『万葉集』について正しいものはどれですか。 (ア 天皇から農民・防人まで約 4,500 首の和歌を集め、万葉がなで書かれた イ 神話や天皇の系譜を記した歴史書 ウ 各地の地理や産物を記した書物 エ 貴族の日記)
発展
- 白村江の戦いのあと、日本がとった対応として正しいものはどれですか。 (ア 九州北部に防人や水城を置き、大宰府を整えて国防を強化した イ 唐に朝貢をやめた ウ 百済を再建した エ 都を平城京に移した)
- 正倉院の宝物にペルシアのガラス器などが含まれていることからわかることはどれですか。 (ア シルクロードを通じて西アジアの文化が唐を経て日本に伝わった イ 日本がペルシアを支配していた ウ ペルシア人が大量に移住した エ 日本でガラスの生産が始まった)
飛鳥・奈良時代 ── 解答
基礎
- ア 九州北部の警備につく兵役 租=稲(3%・地方の財源)、調=特産物、庸=布(労役の代わり)。調・庸は自分で都へ運ぶので重い負担。雑徭は労働、兵役には衛士(都)と防人(九州)。
- ウ 平城京への遷都 645 大化の改新 → 663 白村江 → 672 壬申の乱 → 701 大宝律令 → 710 平城京 → 743 墾田永年私財法。「無事(645)に改新、なんと(710)大きな平城京、なしみ(743)の墾田」などで。
- ア 役人の心得を示し、仏教を敬い天皇の命令に従うことなどを説いた 「和をもって貴しとなす」。天皇中心の国づくりをめざした聖徳太子の政策。
- ア 家柄ではなく能力や功績によって役人に位を与える 氏姓制度の家柄重視から脱し、天皇のもとに有能な人材を集める。
- ア 公地公民 豪族の私有をやめ、天皇中心の国家に。のちに墾田永年私財法でくずれる。
- ア 6 歳以上の男女 戸籍にもとづき 6 年ごとに班給。女子は男子の 3 分の 2。死ねば国に返す。
標準
- ウ 飛鳥文化 飛鳥文化(7 世紀前半・聖徳太子のころ・最初の仏教文化)=法隆寺・釈迦三尊像・飛鳥寺。天平文化(8 世紀・聖武天皇のころ・唐の影響)=東大寺・正倉院・唐招提寺・古事記・日本書紀・風土記・万葉集。
- イ 唐から来日し、正式な仏教の戒律を伝え、唐招提寺を建てた 人物と業績のセット。阿倍仲麻呂は遣唐使として唐で高官になり帰国できなかった人物。
- ア 貴族や寺社が開墾を進めて私有地(荘園)を広げ、公地公民の原則がくずれた 743 年。口分田不足を補うため開墾地の永久私有を認めた結果、私有地が拡大。
- ア 仏教の力で国家を守り、ききんや伝染病などの不安をしずめるため 鎮護国家の思想。大仏は 752 年に完成(開眼)。行基が民衆の協力を集めた。
- ア 710 年に奈良につくられ、唐の都長安を手本に碁盤の目のように区画された 東西の市、和同開珎の流通。794 年は平安京。
- ア 天皇から農民・防人まで約 4,500 首の和歌を集め、万葉がなで書かれた 大伴家持が編集に関わったとされる。山上憶良の貧窮問答歌、防人の歌も。歴史書は古事記・日本書紀、地理は風土記。
発展
- ア 九州北部に防人や水城を置き、大宰府を整えて国防を強化した 663 年、百済を助けて唐・新羅に大敗。唐・新羅の侵攻に備えた。
- ア シルクロードを通じて西アジアの文化が唐を経て日本に伝わった 天平文化の国際色。正倉院は校倉造で聖武天皇の遺品などを保管。
受験のしらべ / https://juken-shirabe.pages.dev/koko/social/h-02/test/ / 問題は毎回の表示で数が変わります。印刷したものはその一例です。
📄 このページを印刷すると、各レベル10問ずつの問題(解答は最後のページ)が出ます。ブラウザの「印刷」から。