昭和前期(世界恐慌・戦争) ── 問題
基礎
- 世界恐慌に対するアメリカの対応として正しいものはどれですか。 (ア ナチス(ヒトラー)が政権をとり、独裁と再軍備を進めた(ファシズム) イ 五か年計画。計画経済で恐慌の影響を受けずに工業化を進めた ウ ニューディール政策。ローズベルト大統領が公共事業で雇用を増やし、労働者を保護した エ ブロック経済。本国と植民地で経済圏をつくり、高い関税で他国の商品をしめ出した)
- 1929年の出来事はどれですか。 (ア 国際連盟を脱退 イ 満州事変(柳条湖事件) ウ 世界恐慌が始まる エ 五・一五事件(犬養毅首相の暗殺))
- 1929 年に世界恐慌が始まった場所はどこですか。 (ア アメリカのニューヨーク イ イギリスのロンドン ウ ドイツのベルリン エ 日本の東京)
- 1933 年に日本が国際連盟を脱退した理由はどれですか。 (ア リットン調査団の報告にもとづき、連盟が満州国を認めず撤兵を勧告したから イ 日本が常任理事国になれなかったから ウ アメリカが脱退したから エ ドイツと同盟を結んだから)
- 国家総動員法(1938 年)の内容として正しいものはどれですか。 (ア 政府が議会の承認なしに物資や人員を戦争のために動員できるようにした イ すべての国民に選挙権を与えた ウ 政党を一つにまとめた エ 軍人を首相にすることを義務づけた)
- 太平洋戦争のきっかけとなった 1941 年 12 月 8 日の出来事はどれですか。 (ア ハワイの真珠湾攻撃とマレー半島上陸 イ ミッドウェー海戦 ウ 盧溝橋事件 エ ポーランド侵攻)
標準
- 1945 年の次の出来事を古い順に並べたとき、3 番目になるものはどれですか。【東京大空襲/沖縄戦の開始/広島への原爆投下/ソ連の対日参戦/ポツダム宣言の受諾】 (ア ソ連の対日参戦 イ 広島への原爆投下 ウ 東京大空襲 エ 沖縄戦の開始)
- 盧溝橋事件について正しいものはどれですか。 (ア 1932 年、海軍の青年将校らが犬養毅首相を暗殺し、政党内閣が終わった イ 1931 年、関東軍が柳条湖で南満州鉄道を爆破し、中国軍のしわざとして満州を占領した ウ 1937 年、北京郊外での日中両軍の衝突から全面戦争に拡大した エ 1936 年、陸軍の青年将校が部隊を率いて首相官邸などを襲撃。鎮圧されたが軍部の発言力が強まった)
- 1942 年に日本軍が敗れて戦局が逆転するきっかけとなった海戦はどれですか。 (ア ミッドウェー海戦 イ 日本海海戦 ウ 真珠湾攻撃 エ レイテ沖海戦)
- 第二次世界大戦が始まったきっかけはどれですか。 (ア 1939 年にドイツがポーランドに侵攻し、イギリス・フランスが宣戦した イ 1941 年の真珠湾攻撃 ウ 1937 年の盧溝橋事件 エ 1931 年の満州事変)
- 日本の植民地だった朝鮮で行われた皇民化政策の内容として正しいものはどれですか。 (ア 日本語の使用や神社参拝を強制し、姓名を日本式に改めさせた(創氏改名) イ 朝鮮語の教育を奨励した ウ 朝鮮の独立を認めた エ 朝鮮に選挙権を与えた)
- 戦争末期の国民生活について正しいものはどれですか。 (ア 米や衣料が配給制・切符制になり、大学生が学徒出陣し、都市の小学生は学童疎開した イ 物資が豊かで自由に買い物ができた ウ 学校は平常どおり授業を続けた エ 女性は働かなくてよかった)
- ポツダム宣言について正しいものはどれですか。 (ア 1945 年 7 月にアメリカ・イギリス・中国の名で日本に無条件降伏を求め、日本は 8 月 14 日に受諾を決めた イ 1941 年にアメリカが日本に出した最後の提案 ウ 1945 年 2 月に米英ソが戦後処理を話し合った会談 エ 日本がドイツと結んだ同盟)
発展
- 昭和恐慌のころ農村で起こったことと、それが政治に与えた影響はどれですか。 (ア 生糸の輸出減や米価下落で農家が困窮し、政党政治や財閥への不満から軍部への期待が高まった イ 農村が豊かになり政党への支持が強まった ウ 農民が海外へ大量に移住して人口が減った エ 農村で普通選挙が始まった)
- 1945 年 8 月 8 日にソ連が日本に宣戦した行為が国際法上問題とされる理由はどれですか。 (ア 1941 年に結んだ日ソ中立条約がまだ有効だったから イ ソ連は国際連盟に加盟していなかったから ウ ソ連はポツダム宣言に参加していたから エ ソ連は日本と同盟国だったから)
昭和前期(世界恐慌・戦争) ── 解答
基礎
- ウ ニューディール政策。ローズベルト大統領が公共事業で雇用を増やし、労働者を保護した 持てる国(米・英・仏)は自国内で対応、持たざる国(日・独・伊)は領土拡大へ。ソ連は社会主義で影響を受けなかった。
- ウ 世界恐慌が始まる 1929 恐慌 → 1931 満州事変 → 1932 満州国・五・一五 → 1933 連盟脱退 → 1936 二・二六 → 1937 日中戦争 → 1938 総動員法 → 1939 WWⅡ → 1941 太平洋戦争 → 1945 終戦。
- ア アメリカのニューヨーク ウォール街の株価大暴落。第一次世界大戦後、アメリカが世界経済の中心だったため各国に波及。
- ア リットン調査団の報告にもとづき、連盟が満州国を認めず撤兵を勧告したから 松岡洋右が退場。国際的な孤立を深め、ドイツ・イタリアに近づいた。
- ア 政府が議会の承認なしに物資や人員を戦争のために動員できるようにした 議会は無力化。1940 年には政党が解散して大政翼賛会に。配給制・勤労動員へ。
- ア ハワイの真珠湾攻撃とマレー半島上陸 東条英機内閣。アメリカの石油輸出禁止(ABCD 包囲網)と日米交渉の決裂が背景。
標準
- イ 広島への原爆投下 3 月 10 日東京大空襲 → 4 月 1 日沖縄戦 → 7 月ポツダム宣言 → 8 月 6 日広島 → 8 月 8 日ソ連参戦 → 8 月 9 日長崎 → 8 月 14 日受諾・15 日玉音放送。
- ウ 1937 年、北京郊外での日中両軍の衝突から全面戦争に拡大した 柳条湖(満州事変)と盧溝橋(日中戦争)、五・一五(海軍・犬養)と二・二六(陸軍)を区別。
- ア ミッドウェー海戦 以後、サイパン陥落(1944)から本土空襲が本格化。日本海海戦は日露戦争。
- ア 1939 年にドイツがポーランドに侵攻し、イギリス・フランスが宣戦した 独ソ不可侵条約の直後。1940 年に日独伊三国同盟。太平洋戦争は 1941 年から。
- ア 日本語の使用や神社参拝を強制し、姓名を日本式に改めさせた(創氏改名) 労働力や兵士として動員(強制連行・徴兵)も行われた。
- ア 米や衣料が配給制・切符制になり、大学生が学徒出陣し、都市の小学生は学童疎開した 中学生・女性も軍需工場で勤労動員。金属回収、「ぜいたくは敵だ」。
- ア 1945 年 7 月にアメリカ・イギリス・中国の名で日本に無条件降伏を求め、日本は 8 月 14 日に受諾を決めた 日本は最初黙殺 → 原爆投下・ソ連参戦 → 受諾。8 月 15 日玉音放送、9 月 2 日降伏文書調印。
発展
- ア 生糸の輸出減や米価下落で農家が困窮し、政党政治や財閥への不満から軍部への期待が高まった 欠食児童・娘の身売り。青年将校の多くが農村出身で、五・一五・二・二六事件の背景になった。
- ア 1941 年に結んだ日ソ中立条約がまだ有効だったから 満州・樺太・千島へ侵攻。北方領土問題やシベリア抑留につながる。
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