中1 英語 / 文法 / e1-02
一般動詞(現在)と三単現の s
この単元でできるようになること
- (play / like / have …)を使った「〜する」の文が作れる
- 主語が 3 人称単数のとき、動詞に s / es をつけられる(つづりのルール)
- do / does を使った否定文・疑問文が作れる
- の文と一般動詞の文を区別できる
入試での位置づけ
三単現の s は、英作文・並べかえ・適語補充でもっとも多く減点されるポイントの 1 つです。「主語が he / she / it の仲間なら動詞に s」を反射的に出せるかどうかで、中2以降の文法(不定詞・関係代名詞の中の動詞)の正確さも決まります。「be 動詞と一般動詞を混ぜない」は、この単元で身につける最重要ルールです。
1. 一般動詞とは
まずここだけ
be 動詞(am / is / are)以外の動詞をまとめて 一般動詞 といいます。「〜する」という動作や、「持っている」「好きだ」などの状態を表します。
I play tennis.(テニスをする) You like music.(音楽が好きだ) We have a dog.(犬を飼っている) They live in Osaka.(大阪に住んでいる)
語順は「 → 動詞 → その他」。日本語と違い、動詞が主語のすぐあとに来ます。
be 動詞との使い分け
| 言いたいこと | 使う動詞 | 例 |
|---|---|---|
| 〜です・〜にいる | be 動詞 | I am a student. / She is in Tokyo. |
| 〜する・〜している(習慣)・〜を持っている | 一般動詞 | I study English. / She has a cat. |
1 つの文に動詞は 1 つ。「I am study English.」「I am like music.」は誤りです。
よくある間違い
- 「〜が好きです」の「です」につられて be 動詞を入れる(I am like …)→ like が動詞。I like …
- 動詞を文末に置く(I tennis play.)→ 主語のすぐあと
2. 三単現の s
まずここだけ
主語が 3 人称・単数(he / she / it、人の名前、1 つの物)で、現在の文のとき、一般動詞の語尾に s(または es) をつけます。これを「三単現の s」と呼びます。
| 主語 | 動詞 | 例 |
|---|---|---|
| I / you / we / they / 複数 | そのまま | I play. / They play. |
| he / she / it / Ken / my mother / the dog | s をつける | He plays. / Ken likes music. / My mother cooks. |
3 人称 = 私(1 人称)でも あなた(2 人称)でもない人・物。「単数 = 1 人・1 つ」。この両方を満たすときだけ s がつきます。
つづりのルール
| 動詞の語尾 | つけ方 | 例 |
|---|---|---|
| ふつう | + s | play → plays、like → likes、come → comes |
| s / sh / ch / x / o で終わる | + es | watch → watches、wash → washes、go → goes、do → does |
| 子音字 + y で終わる | y → ies | study → studies、cry → cries、try → tries |
| 母音字 + y で終わる | + s(そのまま) | play → plays、enjoy → enjoys、buy → buys |
| 特別 | have → has |
「子音字 + y」の子音字は a・i・u・e・o 以外の文字。study は d + y なので ies、play は a + y なので s のまま。
よくある間違い
- 主語が名前や my mother のとき s を忘れる → 名前は he / she の仲間 → s
- study → studys、watch → watchs → つづりのルール(studies、watches)
- have → haves → has
- I や you に s をつける(I plays)→ s がつくのは 3 人称単数だけ
- 複数の主語に s をつける(My friends likes …)→ 複数はそのまま
ここまでできれば十分
「主語が he / she / it の仲間か」を見て s / es をつけられれば、この単元の基本は合格です。
3. 否定文 ── do not / does not
まずここだけ
一般動詞の否定文は、動詞の前に do not(don’t) または does not(doesn’t) を置きます。be 動詞の文と違い、not だけでは作れません。
I don’t play tennis. They don’t live here. He doesn’t play tennis.( → does) Ken doesn’t like fish.
doesn’t のあとの動詞は原形(s をとる)。「He doesn’t plays」は誤り。s は does に移った、と考えます。
| 主語 | 否定 |
|---|---|
| I / you / we / they / 複数 | don’t + 動詞の原形 |
| he / she / it / 単数 | doesn’t + 動詞の原形 |
よくある間違い
- He doesn’t plays → play
- He don’t → 3 人称単数は doesn’t
- I am not play → 一般動詞に be 動詞は使わない → I don’t play
4. 疑問文 ── Do / Does
まずここだけ
文の先頭に Do または Does を置き、動詞は原形、文末に ?。
Do you play tennis? — Yes, I do. / No, I don’t. Do they live here? — Yes, they do. / No, they don’t. Does he play tennis? — Yes, he does. / No, he doesn’t. Does Ken like fish? — Yes, he does.
答えるときも do / does を使います。「Yes, he plays.」ではなく「Yes, he does.」。
be 動詞の疑問文との違い
| 文の種類 | 疑問文の作り方 | 答え |
|---|---|---|
| be 動詞 | be 動詞を先頭に:Are you …? | Yes, I am. |
| 一般動詞 | Do / Does を先頭に:Do you …? | Yes, I do. |
「Are you play tennis?」「Do you a student?」は、どちらも動詞の種類を取り違えた誤りです。文の動詞が be 動詞か一般動詞かを最初に見る。
よくある間違い
- Does he plays? → 原形 play
- Do he …? → 3 人称単数は Does
- Is he play …? → 一般動詞の疑問文は Does
- 答えを「Yes, he is.」にする → 一般動詞で聞かれたら Yes, he does.
5. まとめ ── 動詞の種類で決まる
もう一歩(発展)
| be 動詞の文 | 一般動詞の文 | |
|---|---|---|
| 肯定 | He is busy. | He plays tennis. |
| 否定 | He is not busy. | He does not play tennis. |
| 疑問 | Is he busy? | Does he play tennis? |
| 答え | Yes, he is. | Yes, he does. |
文を見たらまず動詞を探す。be 動詞なら「be 動詞を動かす」、一般動詞なら「do / does を使う」。この判断が、あとの単元(過去形・進行形・受け身)でも同じ形で繰り返されます。
頻度の副詞(always / usually / often / sometimes)
「いつも」「たいてい」などは、一般動詞の前、be 動詞のあとに置きます。
I usually get up at six. / She is always kind.
6. 自己チェック
- 文の動詞は be 動詞か一般動詞か。両方並べていないか
- 主語が 3 人称単数なら s / es。つづり(ies / es / has)は合っているか
- 否定は don’t / doesn’t +原形。doesn’t のあとに s を残していないか
- 疑問は Do / Does を先頭に、動詞は原形。答えは do / does
- 複数の主語や I / you に s をつけていないか
7. 小テストへ
→ 小テスト(e1-02)
関連する単元
- 前提:e1-01 be 動詞
- 次に進む:e1-03 名詞の複数形・代名詞、e1-04
- ここで使う考え方が出てくる:e1-08 (did)、e2-03 、e3-05 (節の中の動詞の s)
参考資料
- 文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編』── 「動詞の時制」現在形、「文構造」
受験のしらべ / https://juken-shirabe.pages.dev/koko/english/e1-02/ / 更新 2026-09-12