中3 社会 / 公民 / c-05

更新 2026-09-12

経済のしくみ(市場・価格・企業・労働)

この単元でできるようになること

入試での位置づけ

需要曲線・供給曲線のグラフ(右下がりが需要、右上がりが供給、交点が均衡価格、「価格が均衡より高いと売れ残り」)が最頻出。株式会社(株主は出資額以上の責任を負わない=有限責任、利益の一部が配当)、クーリングオフ独占禁止法も定番です。


1. 経済主体と消費生活

まずここだけ

3 つの経済主体家計(消費)・企業(生産)・政府(公共サービス・税)。お金・もの・サービス・労働力がめぐる。

家計:収入(給与所得・事業所得・財産所得)→ 消費支出(食料・住居・教育…)+非消費支出(税・社会保険料)+貯蓄

消費者の権利

法律・制度内容
消費者基本法(2004 年)消費者の権利の尊重と自立の支援(旧・消費者保護基本法)
クーリングオフ訪問販売などで契約後**一定期間(8 日間など)**なら無条件で解約できる(店で自分で買ったものは対象外)
製造物責任法(PL 法)製品の欠陥で被害 → 企業の過失を証明しなくても賠償を求められる
消費者契約法不当な契約の取り消し
消費者庁(2009 年)消費者行政をまとめる

契約:当事者の合意で成立(口約束でも)。一度結ぶと守る責任。


2. 市場と価格

まずここだけ

市場経済:商品は市場で売買され、価格は需要と供給で決まる。

需要供給
買いたい人(消費者)売りたい人(生産者)
価格が上がると買いたい量は減る売りたい量は増える
曲線右下がり右上がり

価格の働き:何をどれだけ生産するかを調整するシグナル(市場のメカニズム)。

ここまでできれば十分


3. 企業

ここまでできれば十分

私企業公企業
目的**利潤(利益)**の追求公共の利益
株式会社・個人企業・農家水道・市営バス・国立印刷局

株式会社

企業の社会的責任(CSR):利益だけでなく、環境・地域・労働者・消費者への責任。ベンチャー企業起業中小企業(企業数の 99% 以上・従業者の約 7 割)、大企業


4. 労働

ここまでできれば十分

労働三法

法律内容
労働基準法労働条件の最低基準1 日 8 時間・週 40 時間、週 1 日以上の休日、男女同一賃金、15 歳未満の児童の労働禁止)
労働組合法労働組合をつくる権利(団結権・団体交渉権・団体行動権)
労働関係調整法労使の争いの調整(労働委員会)

課題非正規雇用(パート・アルバイト・派遣・契約)の増加(約 4 割)→ 賃金格差・不安定。長時間労働・過労死 → 働き方改革ワーク・ライフ・バランステレワーク男女の賃金格差外国人労働者終身雇用・年功序列から成果主義へ。最低賃金法セーフティネット(雇用保険)。


5. 流通

ここまでできれば十分

流通:生産者 → 卸売業者小売業者 → 消費者。


6. よくある間違い


7. 自己チェック

  1. 家計・企業・政府。クーリングオフ(訪問販売 8 日)、PL 法(無過失責任)
  2. 需要右下がり・供給右上がり・交点が均衡価格。高い→売れ残り、低い→品不足
  3. 独占禁止法・公正取引委員会。公共料金は国・地方が決める
  4. 株式会社:株主・株主総会・配当・有限責任
  5. 労働三法。労基法 1 日 8 時間・週 40 時間。非正規約 4 割

8. 小テストへ

→ 小テスト(c-05)

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参考資料

このページの小テスト ── 間違えても、同じ型の別の問題でやり直せます。レベルを選んでそのまま始められます。
基礎から標準から発展から