中3 社会 / 公民 / c-07

更新 2026-09-12

国際社会と平和

この単元でできるようになること

入試での位置づけ

安全保障理事会(常任理事国 5 か国=アメリカ・ロシア・イギリス・フランス・中国、拒否権、非常任 10 か国任期 2 年)と国連の機関の略称(UNICEF=子ども、UNESCO=教育科学文化、WHO=保健、UNHCR=難民)が最頻出。EU(ユーロ・国境管理なし・加盟国間の格差)と ASEAN、ODA の特色も定番。数値は 2026 年 9 月時点。


1. 主権国家と国際法

まずここだけ

主権国家の 3 要素:領域(領土・領海・領空)・国民主権(他国に干渉されない)。


2. 国際連合

まずここだけ

1945 年設立・本部ニューヨーク・加盟 193 か国(2026 年 9 月時点)。国際連盟(1920 年・ジュネーブ・アメリカ不参加・全会一致・制裁は経済のみ)の失敗を教訓に。

機関内容
総会全加盟国・1 国 1 票・多数決。勧告
安全保障理事会常任理事国 5アメリカ・ロシア・イギリス・フランス・中国)+非常任理事国 10(任期 2 年)。常任理事国は拒否権(1 か国でも反対すれば決まらない)。制裁・武力行使を決定できる(拘束力あり)
経済社会理事会経済・社会・人権。専門機関と連携
国際司法裁判所ハーグ。国家間の紛争
事務局事務総長

専門機関・関連機関

略称名前仕事
UNESCO国連教育科学文化機関教育・科学・文化、世界遺産
WHO世界保健機関健康・感染症
UNICEF国連児童基金子どもの支援
UNHCR国連難民高等弁務官事務所難民の保護
ILO国際労働機関労働条件
IMF国際通貨基金通貨の安定
WTO世界貿易機関自由貿易のルール(国連の機関ではない)

PKO(平和維持活動):停戦監視・選挙監視など。日本は 1992 年 PKO 協力法でカンボジアなどに自衛隊を派遣。 日本:1956 年加盟。安保理の非常任理事国に最多回数選出。常任理事国入りをめざすが実現していない。分担金は上位。


3. 地域統合と経済のつながり

ここまでできれば十分

組織内容
EU(ヨーロッパ連合)27 か国(イギリスは 2020 年離脱)。共通通貨ユーロ(一部未導入)、国境での検査なし(人・もの・お金の自由移動)、共通の政策。課題:加盟国間の経済格差、難民
ASEAN(東南アジア諸国連合)10 か国。経済協力
APEC(アジア太平洋経済協力会議)日本・アメリカ・中国・オーストラリアなど環太平洋
USMCAアメリカ・カナダ・メキシコ(旧 NAFTA)
AU(アフリカ連合)アフリカ 55 か国・地域
TPP11(CPTPP)環太平洋の自由貿易協定。日本も参加
FTA・EPA自由貿易協定・経済連携協定(2 国間・多国間で関税撤廃など)
G7・G20主要国首脳会議

グローバル化の課題南北問題(先進国と発展途上国の格差)、南南問題(途上国間の格差:産油国・新興国 vs 最貧国)、BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ)、多国籍企業フェアトレード(公正な価格で取引)、マイクロクレジット

日本の国際協力ODA(政府開発援助)── 途上国への資金・技術援助。日本はアジア向けが多く、JICA青年海外協力隊など技術協力。NGO(非政府組織)も活動。人間の安全保障(一人ひとりの生命・生活を守る)。


4. 平和と安全

ここまでできれば十分


5. よくある間違い


6. 自己チェック

  1. 主権国家:領域・国民・主権。国際法=条約+慣習法
  2. 国連 1945・NY・193。安保理:常任 5(米露英仏中・拒否権)+非常任 10
  3. UNESCO 教育文化/WHO 保健/UNICEF 子ども/UNHCR 難民。PKO
  4. EU(ユーロ・格差)、ASEAN、APEC、USMCA、AU。ODA・JICA・NGO
  5. NPT・核兵器禁止条約(日本不参加)。南北問題・南南問題・フェアトレード

7. 小テストへ

→ 小テスト(c-07)

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参考資料

このページの小テスト ── 間違えても、同じ型の別の問題でやり直せます。レベルを選んでそのまま始められます。
基礎から標準から発展から