中1 社会 / 地理 / g-01

更新 2026-09-12

地球のすがた・緯度経度・時差

この単元でできるようになること

入試での位置づけ

時差の計算は地理で最も確実に出る計算問題。「経度差 ÷ 15」「東が進んでいる」「西経どうし・東経と西経の差は足す」の 3 点。地図では「メルカトル図法は高緯度が拡大」「正距方位図法は中心からの距離と方位が正しい」の記述が定番。日本の端の島(択捉・南鳥・沖ノ鳥・与那国)と排他的経済水域の意味も頻出。


1. 地球のすがた

まずここだけ

緯度:赤道を 0° として南北に 90° まで(北緯・南緯)。同じ緯度を結んだ線が緯線。高緯度ほど寒い。 経度:イギリスのロンドン(旧グリニッジ天文台)を通る本初子午線を 0° として東西に 180° まで(東経・西経)。

対蹠点(地球の反対側):緯度は北↔南を入れかえて同じ数、経度は 180 − 経度 で東↔西を入れかえる。

東京(北緯 36°・東経 140°)の反対 → 南緯 36°・西経 40°(180 − 140)


2. 地図の種類

まずここだけ

図法正しいもの特徴・使い道
メルカトル図法角度(方位)緯線・経線が直角に交わる。高緯度ほど面積が拡大(グリーンランドが大きく見える)。航海図
正距方位図法中心からの距離と方位中心から見た最短経路が直線。周辺はゆがむ。航空図。中心から円周が対蹠点
モルワイデ図法面積分布図(人口・作物)に向く。形はゆがむ

地球儀は距離・面積・方位・角度すべて正しいが持ち運びに不便。平面の地図はどれか一部しか正しく表せない。


3. 時差の計算

まずここだけ

手順

  1. 2 地点の経度差を出す(東経どうし・西経どうし → 引く東経と西経 → 足す
  2. 経度差 ÷ 15 = 時差(時間)
  3. 東にある地点のほうが進んでいるので、東なら足す、西なら引く

東京(東経 135°)が 1 月 1 日 正午のとき、ロンドン(0°)は? 経度差 135° → 時差 9 時間。ロンドンは西 → 12 − 9 = 1 月 1 日 午前 3 時

東京(東経 135°)が 1 月 1 日 午前 9 時のとき、ニューヨーク(西経 75°)は? 経度差 135 + 75 = 210° → 時差 14 時間。ニューヨークは西 → 9 − 14 = −5 → 12 月 31 日 午後 7 時

ロサンゼルス(西経 120°)が 3 月 10 日 午後 8 時のとき、東京は? 経度差 135 + 120 = 255° → 17 時間。東京は東 → 20 + 17 = 37 → 3 月 11 日 午後 1 時

ここまでできれば十分

飛行時間の問題:出発地の時刻を到着地の時刻に直してから、飛行時間を足す(または、到着時刻を出発地の時刻に直して差をとる)。

東京 1 月 1 日 11:00 発 → ロンドン同日 15:00 着。飛行時間は? ロンドン 15:00 は東京の 15 + 9 = 24:00 → 24 − 11 = 13 時間

サマータイム:夏に時計を 1 時間進める国がある(問題文に指示があれば従う)。


4. 日本の位置と領域

ここまでできれば十分


5. よくある間違い


6. 自己チェック

  1. 六大陸・三大洋。陸:海 = 3:7。緯度は赤道 0°、経度は本初子午線 0°
  2. メルカトル=角度(高緯度拡大)、正距方位=中心から距離と方位、モルワイデ=面積
  3. 15° で 1 時間。東が進む。東経・西経の差は足す
  4. 日本の標準時子午線は東経 135°(明石)
  5. 端の島:択捉・南鳥・沖ノ鳥・与那国。領海 12 海里、EEZ 200 海里

7. 小テストへ

→ 小テスト(g-01)

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参考資料

このページの小テスト ── 間違えても、同じ型の別の問題でやり直せます。レベルを選んでそのまま始められます。
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