中1 社会 / 歴史 / h-03

更新 2026-09-12

平安時代

この単元でできるようになること

入試での位置づけ

摂関政治のしくみ(なぜ藤原氏が権力をにぎれたか=娘を天皇のきさきにして外戚に)、国風文化が生まれた背景(遣唐使の停止・唐の衰え)、院政と武士の台頭の流れが定番。文化財は**平等院鳳凰堂(浄土信仰・藤原頼通)源氏物語(紫式部)・枕草子(清少納言)**の作者の区別。


1. 平安京と新しい仏教

まずここだけ

宗派特徴
最澄天台宗比叡山 延暦寺(滋賀・京都)法華経。のちに多くの僧を育てる
空海真言宗高野山 金剛峯寺(和歌山)・京都の東寺密教(加持祈祷)。「弘法大師」

どちらも唐に留学し、山奥で修行する仏教。貴族に広まる。


2. 摂関政治と荘園

まずここだけ

藤原氏(中臣鎌足の子孫)が娘を天皇のきさきにし、生まれた子を天皇に立て、その外戚(母方の親戚)として権力をにぎる。他の貴族を排斥(菅原道真を大宰府へ・901)。


3. 国風文化

まずここだけ

分野作品・人物
物語『源氏物語』紫式部(長編・光源氏)、『竹取物語』
随筆『枕草子』清少納言
和歌『古今和歌集』(905・紀貫之・最初の勅撰和歌集)
日記『土佐日記』(紀貫之)、『蜻蛉日記』
建築寝殿造(貴族の住居・白木・庭と池)
絵画大和絵(日本の風景・人物)、絵巻物(源氏物語絵巻)
服装男性:束帯、女性:十二単(女房装束)
行事年中行事(七夕・節句)、陰陽道、けがれの意識

浄土信仰(浄土教)末法思想(1052 年から末法の世)→ 阿弥陀仏を信じ「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えて極楽浄土に生まれ変わることを願う。空也(踊り念仏)、源信『往生要集』。藤原頼通の平等院鳳凰堂(京都・宇治・阿弥陀如来像・定朝)、中尊寺金色堂(平泉・奥州藤原氏)。


4. 院政と武士の台頭

ここまでできれば十分

武士のおこり:地方の豪族・有力農民が土地を守るために武装 → 武士団(源氏・平氏が棟梁)。

院政1086 年 白河天皇が位を子にゆずって上皇となり、院(上皇の住まい)で政治を行う → 摂関政治から実権を奪う。鳥羽・後白河上皇が続く。上皇は荘園を集め、僧兵(延暦寺・興福寺)の圧力に対抗して武士(源氏・平氏)を用いる → 武士が中央政界に進出。


5. よくある間違い


6. 自己チェック

  1. 794 平安京・桓武・坂上田村麻呂。最澄=天台・延暦寺、空海=真言・金剛峯寺
  2. 摂関政治:娘をきさきに・外戚・摂政(幼少)関白(成人)・道長頼通。荘園:不輸不入・寄進
  3. 894 遣唐使停止 → 国風文化:仮名・源氏物語(紫式部)・枕草子(清少納言)・古今和歌集・寝殿造・大和絵
  4. 浄土信仰・末法思想・平等院鳳凰堂(頼通)
  5. 武士:将門純友 → 前九年後三年(源氏)→ 1086 院政(白河)→ 保元・平治 → 清盛(太政大臣・日宋貿易)

7. 小テストへ

→ 小テスト(h-03)

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参考資料

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