中2 国語 / 文法 / k-07

更新 2026-09-12

用言の活用(動詞・形容詞・形容動詞)

この単元でできるようになること

入試での位置づけ

「次の動詞の活用の種類と活用形を答えよ」は文法問題の最頻出。判定は「ないをつける → 直前がア段なら五段、イ段なら上一段、エ段なら下一段」+「する・来るは変格」。活用形は「あとに何が続くか」(ない・う → 未然、ます・た・て → 連用、言い切り → 終止、とき・名詞 → 連体、ば → 仮定、命令)。


1. 活用と活用形

まずここだけ

用言動詞・形容詞・形容動詞(自立語で活用があり、述語になれる)。 活用:あとに続く語によって語尾が変わること。変わらない部分が語幹、変わる部分が活用語尾

活用形あとに続く主な語例(書く)
未然形ない・う・よう・(れる・せる)書か(ない)・書こ(う)
連用形ます・た・て・たい、読点で中止書き(ます)・書い(た)
終止形言い切る・「。」・と・から・けれど書く。
連体形体言(名詞)・とき・こと・の・ようだ書く(とき)
仮定形書け(ば)
命令形命令して言い切る書け!

コツ:終止形と連体形は形が同じことが多い → あとが名詞・とき・の なら連体形文末なら終止形


2. 動詞の活用の種類

まずここだけ

「ない」をつけて、直前の音で判定

種類「ない」の直前活用(未然・連用・終止・連体・仮定・命令)
五段活用ア段(か・さ・た・な・ま・ら・わ・が・ば)書く・話す・待つ・死ぬ・読む・走る・買う・泳ぐ・飛ぶ書か/書こ・書き/書い・書く・書く・書け・書け
上一段活用イ段起きる・見る・着る・落ちる・借りる・信じる起き・起き・起きる・起きる・起きれ・起きろ/起きよ
下一段活用エ段食べる・受ける・寝る・出る・考える・流れる食べ・食べ・食べる・食べる・食べれ・食べろ/食べよ
カ行変格活用(来る だけ)来るこ・き・くる・くる・くれ・こい
サ行変格活用(する・〜する だけ)する・勉強する・愛するし/せ/さ・し・する・する・すれ・しろ/せよ

注意する動詞

可能動詞:五段動詞から「〜できる」の意味でつくる下一段動詞(読む → 読める、書く → 書ける、走る → 走れる)。一段動詞には可能動詞がなく「見られる」「食べられる」(「見れる」「食べれる」はら抜き言葉)。

自動詞・他動詞:ドアが開く(自)/ドアを開ける(他)。 補助動詞:本来の意味が薄れて前の語を補う(「置いてある」「読んでいる」「食べてみる」)。


3. 形容詞・形容動詞の活用

ここまでできれば十分

形容詞(言い切りが〜い形容動詞(言い切りが〜だ
高い・美しい・楽しい・ない静かだ・きれいだ・元気だ
未然形かろ(う)静かだろ(う)
連用形(ない・なる)・高かっ(た)・高(ございます)静か(ない)・静か(なる)・静かだっ(た)
終止形静か
連体形(とき)静か(とき)
仮定形けれ(ば)静かなら(ば)
命令形なしなし

4. よくある間違い


5. 自己チェック

  1. 未然(ない・う)・連用(ます・た・て)・終止(。)・連体(とき・名詞)・仮定(ば)・命令
  2. ない の直前:ア段=五段/イ段=上一段/エ段=下一段。する=サ変、来る=カ変
  3. 五段の「〜る」:走る・帰る・知る・切る・入る・減る
  4. 形容詞 かろ/く・かっ/い/い/けれ/×。形容動詞 だろ/で・に・だっ/だ/な/なら/×
  5. 音便(書いた・読んだ・走った)、可能動詞(読める)、ら抜きは×

6. 小テストへ

→ 小テスト(k-07

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参考資料

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