中1〜2 国語 / 文法 / k-06

更新 2026-09-12

品詞の分類(自立語・付属語)

この単元でできるようになること

入試での位置づけ

品詞分類表の穴埋め「次の語の品詞は何か」(「この」=連体詞、「とても」=副詞、「大きな」=連体詞、「きれいな」=形容動詞)が定番。見分けのコツは「活用するか」「何を修飾するか」「言い切りの形」。呼応の副詞は作文の誤りを直す問題でも出ます。


1. 品詞分類表

まずここだけ

単語 ─┬─ 自立語(それだけで文節になれる)
      │     ├─ 活用する(用言)──┬─ 述語になる・ウ段で終わる ………… 動詞
      │     │                     ├─ 「い」で終わる ………………………… 形容詞
      │     │                     └─ 「だ」で終わる ………………………… 形容動詞
      │     └─ 活用しない ──┬─ 主語になる(体言)………………………… 名詞
      │                     ├─ 主に用言を修飾 ………………………… 副詞
      │                     ├─ 体言だけを修飾 ………………………… 連体詞
      │                     ├─ 文や文節をつなぐ ……………………… 接続詞
      │                     └─ 独立語になる ………………………… 感動詞
      └─ 付属語(自立語のあとにつく)
            ├─ 活用する ………………………………………………… 助動詞
            └─ 活用しない ……………………………………………… 助詞

10 品詞自立語 8(活用あり 3=用言、活用なし 5)、付属語 2


2. 活用しない自立語

まずここだけ

名詞(体言):「が・は」をつけて主語になれる。

種類
普通名詞山・本・学校
固有名詞富士山・東京・夏目漱石
数詞一つ・三人・第 2 回
代名詞私・あなた・これ・それ・ここ・だれ
形式名詞こと・もの・とき・ため・つもり・はず(本来の意味が薄れ、修飾語を受けて使う:「読むことがある」)
転成名詞動詞・形容詞から:動き・楽しみ・遠く・近く

副詞:主に用言を修飾(活用しない・主語になれない)。

種類
状態の副詞ゆっくり・すぐに・ざあざあ・にこにこ(どのように)
程度の副詞とても・かなり・少し・もっと・ずっと(どのくらい。体言・他の副詞も修飾:「もっと右」「かなりゆっくり」)
呼応(陳述)の副詞あとに決まった言い方がくる:決して〜ないまるで〜ようだもし〜なら(ば)たぶん〜だろうどうして〜かぜひ〜たい/てくださいまさか〜ないだろうなぜ〜か

連体詞体言だけを修飾。活用しない。数が少ないので丸ごと覚える。

接続詞:文と文・文節と文節をつなぐ。

種類
順接だから・それで・すると・したがって
逆接しかし・でも・だが・ところが・けれども
並立・累加そして・また・しかも・さらに・および
対比・選択または・あるいは・それとも・一方
説明・補足つまり・なぜなら・たとえば・ただし
転換さて・ところで・では

感動詞:感動(ああ・おや)・呼びかけ(おい・もし)・応答(はい・いいえ)・あいさつ(おはよう)。


3. 見分けにくい品詞

ここまでできれば十分

迷う組見分け方
副詞 vs 連体詞何を修飾するか。用言 → 副詞(「とても大きい」)、体言 → 連体詞(「この本」)。「かなり」は「かなり前」でも副詞(程度の副詞は体言も修飾)
連体詞 vs 形容動詞の連体形「〜だ」と言い切れるか。「大き」→「大きだ」×=連体詞。「静か」→「静かだ」○=形容動詞
連体詞「ある」vs 動詞「ある」ある日」(体言を修飾・活用しない)=連体詞。「本がある」(述語・活用する)=動詞
名詞 vs 副詞「が」をつけて主語になれるか。「昨日は晴れ」(主語になれる・名詞)。「すぐ行く」(副詞)
接続詞 vs 接続助詞自立語か付属語か。「しかし」(文頭・自立語)=接続詞。「寒い」「降ったので」(語にくっつく)=接続助詞
感動詞 vs 副詞・名詞独立語になるか。「ああ、きれいだ」=感動詞
形容詞 vs 副詞活用するか。「早く起きる」(早い の連用形・形容詞)。「すぐ起きる」(副詞)
名詞「こと」vs 助詞形式名詞は自立語(1 文節をつくる)

転成:品詞が変わる。「楽しみが増える」(形容詞 → 名詞)、「遠くを見る」(名詞)/「遠くへ行く」(形容詞の連用形)。


4. よくある間違い


5. 自己チェック

  1. 自立語 8(動・形・形動/名・副・連体・接続・感動)+付属語 2(助動詞・助詞)=10 品詞
  2. 名詞:普通・固有・数・代名・形式(こと・もの・とき)。副詞:状態・程度・呼応
  3. 連体詞は丸覚え(この・その・あの・どの・大きな・小さな・ある・いろんな・わが)
  4. 見分け:修飾先(用言→副詞/体言→連体詞)、「〜だ」と言えるか、活用するか、自立か付属か
  5. 接続詞の種類:順接・逆接・並立累加・対比選択・説明補足・転換

6. 小テストへ

→ 小テスト(k-06

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参考資料

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